全国地域ミュージアム活性化協議会のはじまり-4
研究会当初、共同研究者メンバーからは、それぞれの専門的見地から多様な意見がだされました。
19世紀半頃、英国で制定された博物館法が基礎となり、戦後の日本に「労働者の休日の受入」として持ち込まれたこと。
美術館も博物館法にのっとっているので、適した運営や人材確保に不都合が生じやすいこと。
博物館=観光施設でいいのか?という疑問。
博物館のマネジメントの課題、地方行政の仕組みの課題。
図書館や映像との連携への可能性。
地域全体を含めたマネジメントの必要性。
財政難という現実を、博物館運営を見直す契機として捉えること…
など、「博物館とは?」「地域とは?」「合併とは?」という視点に立ちもどった議論が交わされていきました。(つづく)
2012年06月19日(火) 投稿者 :事務局 カテゴリー : 活動報告アーカイブ