お知らせ

全国地域ミュージアム活性化協議会のはじまり-5

次の研究会は、長野県小布施町で開催されました。
小布施町は、かつて葛飾北斎が滞在して肉筆画を多く残していることもあり、美術館「北斎館」には肉筆画等が収蔵・展示されています。
収蔵庫としてスタートした「北斎館」は、年間数万人が入館し、その利益を絵画の購入に充ててきました。そんな北斎館の歴史や研究活動、収益事業、地域との関わりなどについて、興味深いお話を伺いました。

そして、研究会。
市町村合併後、旧自治体の博物館のあり方について、指定管理による運営、住民ボランティアによる運営といった方法論について意見が交わされました。
また、大学との連携については大学側の状況や、住民との活動や、学術的情報を住民へアウトプットする際のキーパーソンの役割、学芸員の役割などについて、2日間にわたって意義深い議論が行われました。

2012年06月21日(木)  投稿者 :事務局  カテゴリー : 事務局からのお知らせ